
張時偉
経歴
1986年、中国・上海生まれ。1990年からは日本で生活。子どもの頃から映画監督を志し、2005年に米国へ単身留学。Shoreline Community College映画科、Art Center College of Design映画科などで学び、2011年からは日本の東放学園プロモーション映像科に入学。
卒業後、2013~2015年は中国の北京・上海などを拠点に映像ディレクターとして、ドキュメンタリーやプロモーションビデオ、『VOGUE CHINA』をはじめとする広告雑誌のCM制作に携わる。
2015年以降は活動場所を日本に移し、映画、ミュージックビデオ、ドキュメンタリー、CM製作などで幅広く活躍。
キャリア
2015年から2年間、大手テレビ局のインバウンド観光番組の監督・撮影・編集を担当。
大手航空会社国際線でも放送されている「日本の『匠』シリーズ」全作の監督・撮影・編集を務める。また、優秀な在日中国人にフォーカスした短編ドキュメンタリーシリーズでも好評を得る。
2017年には、いけばな草月流の師範代のドキュメンタリー映像で The Golden City Gate Award(ベルリンの観光CMコンペティション)銀賞受賞。
また同年、出会い系のサクラをしている男を主人公にした短編映画『SAKURA』がThe 5th Annual Chain NYC Film Festival(ニューヨークの国際映画祭)で国際短編映画賞受賞。
2019年1月に香川県にあるお祭り”豊浜ちょうさ祭り”を題材にしたドキュメンタリー映画が、アメリカ・カリフォルニア州の The Impact DOCS Awardsというドキュメンタリー映画の映画祭の短編部門で、Award of Merit (優秀賞)を受賞。
2020年11月から2021年5月の期間に、短編映画「SYNCHRO -シンクロ-」が日本、アメリカ、インド、イタリアなどの国際映画祭で、計9つの映画賞を受賞。
2021年5月中国の上海で行われた第10回中国花卉博覧会の日本花道光影館という会場の中にあるメイン映像作品のディレクションを担当。長さ20メートル、高さ4メートルの巨大な直角L字スクリーン、7.1サラウンドのオーディオシステムが配置された会場で上映された『華之饗(はなのきょう)』という短編映画を製作し、200万人以上の観客が鑑賞。
上映・受賞歴
短編映画 『SYNCHRO -シンクロ-』 2021年
Oniros Film Awards【アメリカ】 Award: Best Fantasy (最優秀ファンタジー賞)
つくばショートムービーコンペティション2021【日本】 Award: Honorable mention (佳作)
Cult Critic Movie Awards 【インド】 Award: Comedy Short (短編コメディー賞)
Calcutta International Cult Film Festival 【インド】 Award: Outstanding Achievement in Short Film
Venice Shorts 【アメリカ】 Award: Best International Science Fiction (最優秀国際SF映画賞)
Independent Shorts Awards【アメリカ】 Silver Award for Best Action Short (アクションコメディー映画部門 銀賞)
Independent Shorts Awards【アメリカ】 Bronze Award for Best Romantic Short (ロマンティック映画部門 銅賞)
Milan Gold Awards【イタリア】 Award: Best Fantasy (最優秀ファンタジー賞)
Indie Short Fest 【アメリカ】 賞: Outstanding Achievement Award (成績優秀賞)
ドキュメンタリー映画 『豊浜ちょうさ祭り -Sounds of Our Souls-』 2019年
Creation International Film Festival (カナダ) 公式上映作品
The Impact DOCS Awards(アメリカ)短編優秀賞
短編映画 『SAKURA』 2017年
コルカタ国際カルト映画際(インド) 短編映画部門 最優秀作品賞(2018年)
2017 HuaPlus国際短編映画祭(日本) 桜花賞
チェイン・ニューヨーク国際映画祭(アメリカ・NY)最優秀国際短編賞
第3回東京神田神保町映画祭(日本) グランプリ ノミネート
夜空と交差する森の映画祭2017(日本) 公式上映作品
『草月流』短編ドキュメンタリー 2017年
ベルリン国際観光CMコンペティション 2017 (ドイツ) 優秀賞
『想快感』 60秒CM
第6回GATSBY学生CM大賞(日本) マンダム賞
スタイル
長編短編に関わらず、映画のようなストーリーの奥深さ、且つ見やすく、シンプルでわかりやすい作品を得意としています。企業のPR映像などには、そのブランドが持つ人の温かさ、想いを表現することに重視しています。
ジャンルはコメディー、ヒューマン、ドキュメンタリー、アクションなど多岐に渡ります。
この映像作家の作品
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